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一般的な診療
歯の二大トラブルと言えば、虫歯と歯周病です。虫歯は虫歯菌が出す酸で歯が溶けることから進行が始まります。歯周病は歯垢・歯石が溜まることで、菌が繁殖し、歯周組織が炎症を起こす病気です。歯が痛い、歯肉が腫れているという症状がある方は、できるだけ早めに歯科を受診しましょう。
虫歯や歯周病は生活環境の変化によって、進行が早まることがあります。虫歯を例にすると、それまで虫歯がなかったお子さまが受験勉強のため夜食を食べるようになり、そのまま歯を磨かずに就寝していたことが原因で、1年で虫歯が数本できるということはめずらしくありません。
当院では、その患者さまの暮らしの背景なども考え、できるアドバイスをしています。そうすることで、なぜ虫歯や歯周病になったかをより詳細に把握し、一人ひとりの患者さまの予防に役立てていきたいと考えています。
予防診療
歯の健康維持には予防が欠かせません。虫歯や歯周病の発症を未然に防ぐために、毎日の歯磨きで歯垢を溜めないようにし、定期検診を受診しましょう。そうすることで清潔な口内状態を保ちやすくなります。虫歯・歯周病のリスクが抑えられ、被せ物も長持ちします。
定期検診では、検診、歯垢のチェック、ケアのご指導、クリーニングなどを行っています。定期的に受け、歯や歯肉の異変に早めに気付くことが、早期の対処につながります。
当院では、その他に虫歯リスクの検査も行っています。虫歯のリスク検査には、唾液の量や質を知ることができるものや歯垢や酸の発生具合を検査するものがあります。虫歯リスクを知ることで、どうすれば虫歯にならないようにできるか、対策を採ることができます。お子さまから大人の方まで、虫歯になりやすいと思ったらぜひ受診してください。
ホワイトニング
歯の着色汚れやタバコのヤニは、毎日の歯磨きやメンテナンスで行うクリーニングでも落ちないことがあります。そのような場合は、ホワイトニングがおすすめです。薬剤によって漂白することで、歯のトーンが明るくなります。
当院では歯を白くする五つの方法を取り扱っています。その五つとは、ホームホワイトニング、オフィスホワイトニング、デュアルホワイトニング、ウォーキングブリーチ、ホワイトコートです。
ホームホワイトニングとは、ご自宅でトレーに薬剤を注入し、装着するという手順を毎日繰り返すことで歯を白くするホワイトニング方法です。
オフィスホワイトニングとは、当院にて行うホワイトニング方法です。歯の表面にホワイトニングジェルを塗って、光を当てることで、化学反応により色素が分解され歯が白くなります。
デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する方法です。ホームとオフィスでは異なる薬剤を使用するため、ホワイトニングの結果をよりしっかりと求めている方におすすめです。
ウォーキングブリーチは、神経を除去して、色調が変わってしまった歯を白くする方法です。歯の内部に薬剤を入れ、数回行うと歯の色に変化が現れます。
ホワイトコートは歯にプラスチック剤を塗る方法です。白さは数か月間持続します。手軽に素早く歯を白くしたいという方におすすめです。
ご自分に合った方法が分からないという方には、こちらから適する方法をご提案いたします。歯を白くしたいと考えている方は、まずは一度ご相談ください。
審美治療
歯を削った後に詰めたり被せたりする材料は、銀歯だけではありません。天然歯のような見た目と機能性を持つ、白い素材も使用することが可能です。当院でも、つけ爪のように歯の表面に接着するラミネートベニアや、セラミックの詰め物・被せ物を取り扱っています。
当院が取り扱っている白い被せ物の中に、セレックというCAD/CAM冠があります。これはセラミックやハイブリッドセラミックを患者さまのお口のデータに合わせて機械で削り出す方法です。歯科技工所に作製を依頼する工程がなく、院内でセラミックの修復物が作製できます。治療期間が短く、状況とご希望によっては1日で治療が完結します。
セレックは金属アレルギーをお持ちの方や治療を急いでいる方におすすめです。ハイブリッドセラミックはレジンとセラミックを混ぜた素材であるため、装着後に割れたり、経年によって変色したりすることがあるのがデメリットですが、自然な見た目と銀歯に比べて汚れが付きにくいという特徴があります。また、セレックは自由診療となりますが、条件付きで保険が適用される場合もあります。それは、前歯から数えて4番目・5番目の小臼歯と金属アレルギーの方の第一大臼歯です。
銀歯から白い歯に替えたい方や始めから白い歯で治療をしたいという方はご相談ください。
小児歯科
お子さまの歯は歯質が弱く、永久歯よりも虫歯になりやすい状態にあるため、日頃から虫歯予防を行い、定期検診を受診し、問題がないかを確認するようにしましょう。当院でも虫歯予防のため、フッ素塗布などを行っています。
フッ素は歯磨き粉にも入っているため、ご存知の方も多いと思いますが、歯に塗布することで虫歯予防や歯質強化といった作用を持っています。溶け出した歯のミネラルを修復し、虫歯に移行するのを防ぎます。乳歯はエナメル質が薄いだけでなく、生えたての場合は組織も未熟な状態にありますので、フッ化物を定期的に塗布することで、歯を強化し、虫歯になりにくい状態を作るのがおすすめです。
定期検診にお越しいただければ、歯の成長を見たり、虫歯のチェックをした後でフッ素塗布を行うことができます。虫歯のない健康な歯の成長のために、定期的に検診を受けるようにしましょう。
入れ歯治療
歯を失ったら、歯を補う治療が必要です。そのまま放置していると、隣の歯が倒れてきたり、向かいの歯が伸びてきて、歯並びが崩れてしまいます。入れ歯を使い、お口の健康を保ちましょう。
当院で取り扱っている入れ歯は保険適用のレジン床義歯とノンクラスプ義歯、アタッチメント義歯です。
レジン床はプラスチック製で、粘膜の上に乗る床の部分が厚い作りになっています。慣れるまで装着したときに違和感があるという方もいます。
ノンクラスプ義歯は歯に引っかけるバネがない部分入れ歯です。バネがないため、入れ歯を入れていることが気付かれにくいという特徴があります。
アタッチメント義歯は磁石などで固定する入れ歯です。残った歯に磁石が入った歯冠を装着し、そこに磁石が付いた入れ歯を装着するなどの方法で固定します。
入れ歯は目立つ、口に合わないというイメージをお持ちかも知れませんが、色々な固定方法の入れ歯が登場しています。患者さまのご希望にできるだけ添う入れ歯をご提案させていただきます。
インプラント治療
歯を補うときに、入れ歯は毎日取り外してケアをしなくてはいけないことや見た目で気付かれてしまうということで入れ歯以外の治療を希望する方がいます。そのような方におすすめなのがインプラント治療です。
インプラント治療は、顎の骨にインプラントを埋め込み、人工歯を取り付ける治療方法です。治療には手術が必要となるため、治療に適しているかどうか検査を行います。顎の骨の厚みや高さが充分にある場合に治療が可能です。
インプラントの手順としては、まず始めにコンピュータ上で治療のシミュレーションを行います。そしてその計画に沿って、インプラント体を決まった場所に埋め込みます。1~3か月後に支台と人工歯冠を装着します。これは当院では標準的なインプラント治療方法となりますが、その他にも患者さまへの負担が短くなる、手術が1回で済む方法もあります。
治療後は定期的に検診にお越しください。インプラントを長く使うには、毎日のケアと定期的なチェックが欠かせません。当院では、最初の1年は3か月ごと、その後は半年ごとに検診を行っています。検診では、インプラントの状態や安定性、清掃状態を確認します。
当院ではインプラント治療に必須となりつつある歯科用CTも備えています。顎の骨が健康かどうか、しっかりとCT検査を行った上で治療に入ります。
矯正歯科
歯並びや噛み合わせが悪いと、様々なデメリットがあります。見た目が目立つほか、汚れが溜まりやすかったり、掃除がしにくかったりして、虫歯や歯周病になりやすい状態でもあります。歯並びや噛み合わせを整えるには、矯正治療を行います。
当院では、前歯の少しの重なり合いを改善する部分矯正と、全ての歯並びを整える全顎矯正を行っています。
成人の方や永久歯が生えそろっている場合は、ワイヤーを使った矯正治療を行います。このワイヤー矯正の流れとしては、まず始めにカウンセリングと検査をします。検査結果を基に、治療のご説明をし、治療中のブラッシング方法についてご指導します。その後、矯正器具を装着し、1、2か月に一度ご来院いただきます。歯が目標通りに並んだら、後戻りしないように保定装置を付ける期間に移ります。歯並びが安定するまで、年に3回程度は確認のためご来院ください。
レーザー治療
お口のトラブルを改善する方法の一つとして、歯科用レーザーを使用した治療があります。口内炎、歯周病、歯肉のメラニン色素の除去などが、歯科用レーザーによる治療が可能です。
歯科用レーザーを用いることで、出血が少ない、また、感染リスクの少ない治療が期待できます。外科的処置に使用することもできるため、患者さまのお口の症状によってはレーザーを用いた治療をおすすめしています。
光殺菌治療
細菌に感染した歯や歯肉に光感受性ジェルを注入し、光を当てることで殺菌する治療法です。
本院では光殺菌治療で世界をリードするCMS dental社のFotoSan630を使用しています。
1,FotoSan630は日本ではまだ承認されていない医療機器です。
当院ではその安全性と効果を確認の上、歯科医師の裁量のもと治療に取り入れています。
2,本項は広告ではなく当医療機関の情報提供・広報に該当いたします。
訪問歯科診療
当院では歯科医師と歯科衛生士が直接、お年寄りの方・足の不自由な方・寝たきりの方のご自宅や病院等へ訪問して診療を行っております。
また、訪問診療でも使用出来るレントゲン撮影装置も配備しております。
歯科口腔外科
歯科口腔外科とは、口の中や顎で生じる様々な病気・ケガのケアを行う診療科です。 例えば、親知らずの抜歯、口内炎、顎関節症、口腔癌、その他、外部要因による外傷等です。
当院では、舌癌の早期発見などにも力を入れています。歯科口腔外科の担当医も在籍しており、近隣の歯科口腔外科病院と連携しております。